川棚町のひっそりした蕎麦屋へ
以前、土曜日の13時頃に訪れたことがある。
駐車場は車でいっぱい、店内にも人の気配。
「よし、入れる」と思って近づいたら、 扉に「準備中」の札がかかっていた。
(え、もう? 13時だよ?)
悔しかった、というより、
「次は絶対に開店と同時に来よう」と静かに決意した。
そして今回、その誓いを果たしに川棚へ向かった。
国道205号線を長崎方面から走り、
小串郷駅を過ぎたあたりで 「川棚特別支援学校→」の案内板が出てくる。
そこを右折すると、道が少し細くなる。
(「本当にこの道で合ってる?」と毎回思う。)
ゆっくりと坂を上っていき、大きなカーブを曲がると、
「手打ち蕎麦」と書かれた垂れ幕が見えてくる。
これが見えた瞬間、ホッとする。(笑)
到着すると記名制のスタイル。 でも待ち時間はなく、すぐに案内してもらえた。
(あの日の悔しさを思えば、 すんなり入れただけで、もうそれだけでリベンジ成功。)
静かな店内|ひとりでも、居心地がいい
店内は静かで落ち着いた空気。
カウンターもテーブルもあって、ひとりでも全然気を使わない。
むしろ、ひとりで来てる人も自然に溶け込んでる感じ。
こういう「ひとりで浮かない店」って、50代にはけっこう大事なポイントだと思う。
あなたも、ひとりで入る時ちょっと気になりますよね?
「なごみ膳」という名の、小さなご褒美
今回注文したのは「なごみ膳」1,600円。
・二八蕎麦(店内打ち)
・天ぷら
・ご飯
・小鉢3種
・茶碗蒸し
・デザート3種
・コーヒー
せっかくここまで来たのだから、いろいろな味を楽しみたい。
この御膳、実は蕎麦が「小盛り」設定なのだが、プラス100円で「並盛り」に変更できる。
「小盛りだと少し物足りないかも?」という直感に従い、迷わず並盛りに変更。
この『並盛りへの変更』、お腹が空いている時には絶対におすすめです(笑)
待つこと15分ほど。

見た目も楽しく、少しずつ、たくさんの種類を味わいたいという
50代おひとりさまの欲求を、見事に満たしてくれる。
二八蕎麦|香り、のど越し、素朴な野趣
蕎麦は店内打ちの自家製二八。
口に入れると、蕎麦の香りがすっと立つ。
のど越しがよく、噛むほどに素材の素朴さが感じられる。

つゆは、返しが強めで醤油のキレを感じるタイプ。
どっぷりと浸けるのではなく、蕎麦の先をちょんと湿らせるくらいがちょうどいい。
この“ちょっと気をつけて食べる感じ”、ツウっぽくて嫌いじゃない。(笑)
天ぷらも衣が軽く、50代の胃にも優しい。
小鉢の一つひとつにまで丁寧な仕事が感じられ、箸を進めるたびに心が整っていく感覚になる。
一品ずつゆっくり食べて、自然と時間が流れていく。
急がなくていいって、やっぱり大事。
これ、大人女子にはたまらないポイントですよね?
締めくくりの蕎麦湯と、別腹の幸せ
蕎麦を食べ終える頃を見計らって、蕎麦湯が運ばれてくる。

和み野の蕎麦湯は、とろみがあって香りがしっかり残るタイプだ。
残ったつゆに注ぎ、ゆっくりと飲み干す。
この温かさが、冷えやすい体にじんわりと染み渡る。
そして、お楽しみのデザート。

なんと3種盛りだ。
甘いものは別腹、とはよく言ったものだが、
美味しい蕎麦の後にいただく甘味とコーヒーは格別。
最後まで「食事としての満足感」が非常に高い内容だった。
こんな人におすすめ
- ひとりでも入りやすい、静かな蕎麦屋を探している人
- 蕎麦だけでなく、御膳としてしっかり食事を楽しみたい人
- 長崎・川棚エリアで昼食スポットを探している人
- 手打ちの素朴な蕎麦が食べたい人
今回は長崎県川棚町の、しっかり満たされる御膳が魅力の蕎麦屋『手打蕎麦 風の丘 和み野』をご紹介しました。
あなたも今度の週末、少しだけ足を伸ばして、落ち着いた蕎麦時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
アクセス
◆手打蕎麦 風の丘 和み野
長崎県東彼杵郡川棚町小串郷1372-1
定休日:月・火・水曜日

