5月中旬、香川へひとり旅をしてきました。
長崎から大分・佐賀関港まで自走、そこからフェリーで愛媛・三崎港へ。そして香川へ。
飛行機でも新幹線でもなく、車とフェリー。
自分で言うのもなんですが、56歳、まだやる気です(笑)
今回の香川旅で前半に訪れたのは、観音寺エリアの定番スポット。
- 銭形砂絵
- 父母ヶ浜
- 天空の鳥居(高屋神社)
- 金刀比羅宮
- 香川うどん
観光ポスターでよく見る場所に、実際に行ってみたい。
そして、膝が元気なうちにこんぴらさんを参拝したい。
この2つが、今回の旅の大きな目的でした。
旅の前にYoutubeでこんぴらさんに関する情報は入念にチェック。
駐車場はどこにある?
階段はどんな感じ?大丈夫?
やっぱり、下りの方がきついかな?
そうやって覚悟を決めた香川旅(笑)
この記事では、香川旅の前編として、長崎から観音寺入りした1日目と、天空の鳥居・こんぴらさんをめぐった2日目をまとめます。
長崎から香川へ自走旅|車とフェリーで行くと移動も旅になる
今回の旅は、長崎から香川まで車で向かいました。
ルートはこんな感じです。

長崎から大分の佐賀関港まで走り、そこからフェリーで愛媛の三崎港へ。
さらに車で香川県へ向かいます。
高速だけで一気に移動するルートに比べると、トータルの時間は長くなります。
でも、ひとりで長距離を運転するなら、途中でフェリーを挟む方が私は楽でした。
車から降りて、座って休めるし、海を見ながらぼーっとできる。
この「強制的に運転を休める時間」があるのは、50代のひとり旅にはけっこう大事です。
今回は、香川に入った初日は観音寺周辺に宿泊。
まずは西側エリアをゆっくり回ることにしました。
1日目は観音寺へ|まずは銭形砂絵を見に行く
最初に立ち寄ったのは観音寺の銭形砂絵。実はこれ、2回目の訪問です。

銭形砂絵は、白砂で作られた巨大な「寛永通宝」の砂絵。
江戸時代に藩主を迎えるため、一晩で作られたという話が残っています。
……一晩で?
何度聞いても、そこが気になります。
トランシーバーも電話もない時代にですよ。
派手な観光地ではないけど、個人的に妙に興味を引かれる場所です。
この砂絵を見るための展望台までは、少し狭い坂道を上っていきます。
ただ、一方通行になっているので、対向車とすれ違う心配はありません。
ここはゆっくり行けば大丈夫でした。
とはいえ、駐車場は多くありません。
私は日曜日の夕方に訪れましたが、運よく空いていて停められました。
時間帯によっては混むかもしれないので、週末に行く場合は少し余裕を見ておいた方が安心です。
父母ヶ浜へ|夕方のエモ写真スポットは人がいっぱい
銭形砂絵のあとは、父母ヶ浜へ。
ここは、干潮時にできる水たまりに空や人影が映り込むことから、“日本のウユニ塩湖”とも呼ばれる人気スポット。
香川の観光ポスターで見かける、あの夕景写真の場所です。
一度は実際に見てみたいと思い、夕方のベストショットを狙って向かいました。

実際に行ってみると、まず驚いたのが人の多さ。
広い干潮の砂浜に、たくさんの人。
ところどころに水たまりがあって、特に広い水たまりの前には、あのエモいワンショットを撮るための長蛇の列ができていました。
よく見ると、撮影を担当してくれる人がいて、たぶんスマホを預けて撮ってもらう仕組み。
おそらく有料だと思われます(聞いてはいません)。
父母ヶ浜は、誰かと一緒に写真を撮りに行くのも楽しい場所だと思います。
ただ、ひとりでも景色を眺めるだけなら十分楽しめます。
ここは、銭形砂絵や高屋神社とセットで回ると、週末旅の満足度が上がる場所だと思いました。
2日目の朝は天空の鳥居へ|月曜日だったので車で上ることに
2日目は、今回かなり楽しみにしていた天空の鳥居へ。
高屋神社の本宮にある鳥居で、瀬戸内海を見下ろす絶景スポットです。
観光ポスターでもよく見かける場所で、ここは一度行ってみたかったところ。
ただし、土日祝はシャトルバスでしか行けないとのこと。
私が訪れたのは月曜日だったので、車で向かうことができました。
とはいえ、道が狭いという情報は見ていたので、まずは観光センターで道順を確認。
係の方が「道幅が狭いので」と前置きして、見せてくれたのが側溝に脱輪し、レッカーで引き上げられている車の写真。
一瞬ひるみます。

でも、ここは長崎人。
狭い坂道には、それなりに慣れています(笑)
長崎の道で鍛えられた運転感覚を信じ、意を決して自分の車で出発しました。
高屋神社への山道は狭い|長崎人でも慎重運転
実際に走ってみると、たしかに道は狭いです。
ところどころ離合できる場所はあるものの、対向から降りてくる車は割とスピードを出していて、しかもカーブだらけ。
カーブミラーを必死に見ながら、恐る恐る上っていきました。
そして、なんとか無事に駐車場へ到着。
天空の鳥居へ車で行く場合の注意
道幅が狭く、カーブも多い山道です。
運転に不安がある方や、離合が苦手な方は、タクシーを利用する方が安心だと思います。
車で行く場合は、スピードを出さず、カーブミラーを確認しながら慎重に。
駐車場からは、さらに200mほどの急な坂道を歩きます。
そして、ようやく上がった先に見えたのが、あの景色。


これは、来てよかったです。
鳥居の向こうに海と町が広がっていて、まさに「天空の鳥居」。
ここまで来た甲斐があったと、写真を撮りまくりました。
膝のことなんて、この瞬間だけは忘れていました(忘れていただけで、後でしっかり代償を払うことになります)。
香川一発目のうどん|釜揚げうどんとおでんで550円
天空の鳥居を満喫したあとは、香川一発目のうどんを求めて
「手打ちうどん 渡辺」へ。
店員さんに観光で来たことを伝えると、釜揚げうどんとみそだれのおでんを勧められたので、迷わずそちらをいただくことに。


これで、お会計が550円。



安い。
香川うどん、ありがたすぎます。
カウンター席がありひとりでも入りやすく、さっと食べられるのも助かります。
50代のおひとりさま旅では、「気を張らずに入れる店」は大事です。
金刀比羅宮へ|膝が元気なうちに785段チャレンジ
うどんでお腹を満たしたあとは、今回の大きな目的のひとつ。
金刀比羅宮、こんぴらさん参拝です。


こんぴらさんといえば、長い石段。
御本宮までは785段あります。
今回、どうしても行っておきたかった理由はひとつ。
膝が元気なうちに
もう本当にこれです(笑)
50代になると、「いつか行きたい」の“いつか”が、少し現実味を帯びてきます。
気持ちは行きたい。
でも膝がどうか、体力がどうか。
だから今回、行けるタイミングで行くことにしました。
上り始めは、まだ余裕があります。
参道のお店を見たり、途中で休んだりしながら、少しずつ進みます。
でも、後半になると無口になります。
ひとり旅でよかった。
誰かと一緒だったら、会話をする余裕がないところでした。
それでも、御本宮までたどり着いたときは、やっぱりうれしい。
ここまで元気にたどり着けたことへの感謝を込めて、参拝しました。
奥社までは、今回はあきらめました。
無理をすれば行けたかもしれません。
でも、下りのことを考えると、御本宮までで十分。
旅はまだ続くので、この判断も大事です。
そして下り。
これがまた、上りとは違う種類のダメージを膝に与えてくれます。
なめらかな石段は、下りの方が圧倒的に怖い。
膝がガクガクするのを感じながら、なんとか車まで戻りました。
この日のダメージは、実はまだ序章でした(その代償は翌々日に判明します)。
この日の宿泊は高松へ|香川旅の後半戦へ
こんぴらさん参拝を終えたあとは、高松へ移動しました。
この時点で、もうかなり満足。
観音寺エリアで、銭形砂絵、父母ヶ浜、天空の鳥居。
そして金刀比羅宮まで。
香川旅の前半としては、かなり濃い2日間でした。
特に、天空の鳥居とこんぴらさんは、体力があるうちに行っておいてよかった場所です。
このあと高松では、過去2回の香川旅で雨のため行けなかった栗林公園へ。
さらに、旅の後半では「観光したい気持ち」と「もう外を歩きたくない体力」のせめぎ合いが始まります。










